月: 2024年7月

  • 「Theme Switcha」テーマ切り替えプラグイン

    プラグインのインストールと有効化
    管理画面の【プラグイン > 新規追加】を開き「Theme Switcha」を検索
    Theme Switchaをインストール&有効化

    Theme Switchaの使い方
    管理画面の【設定 > Theme Switcha】を開いて「Enable Switching」の項目にチェックを入れて、テーマの切り替えテストができるようにします。

    Enable theme switchingにチェックを入れて保存
    ここにチェックが入っていないと、テーマの切り替えテストを行うことができません。

    [変更を保存]すると、設定画面下部にインストール済みテーマ一覧が表示されます。

    表示を確認したいテーマをクリック
    ここからテーマを選択することで、公開中のサイトには影響を与えることなく、テーマを切り替えた場合の状態を確認できます。

    テーマを切り替えた場合の表示
    ただし、親テーマ、子テーマの切り替えについては、有効化しているテーマで行っているカスタマイザー設定が適用された状態で表示されます。

    その他オプション
    Enable Admin Area:管理画面の項目もテーマのものに切り替える
    Enable Toolbar Menu:ツールバーにテーマ切り替えのメニューを表示する
    表示確認が目的であれば「Enable Switching」の設定だけでOKです。

    テーマ切り替えリンク

    Theme Switcha では、他のユーザーと共有できるテーマ切り替えリンクを作成することもできます。開始するには、次の手順に従います。

    テーマのスラッグ/名前を決定します(テーマディレクトリの名前と同じである必要があります)
    あなたのサイトから任意のURLを選択し、?theme-switch=mytheme
    たとえば、「My Awesome Theme」という名前のテーマが というディレクトリにある場合/my-awesome-theme/、次のようなテーマ切り替え URL を作成します。

    https://example.com/?theme-switch=my-awesome-theme
    ブラウザにその URL を入力するとどうなるでしょうか? それはプラグインの設定「許可されたユーザー」によって異なります。

    許可されたユーザーが「全員」に設定されている場合、URLにより誰でも指定されたテーマに切り替えることができます。
    許可されたユーザーが「管理者のみ」に設定されている場合、URLによりログインしている管理者レベルのユーザーは誰でも指定されたテーマに切り替えることができます。
    許可されたユーザーが「パスキーのみ」に設定されている場合、URLで指定されたテーマに切り替えるにはパスキーが必要です。
    次のセクションでは、パスキー リンクの作成方法について説明します。他の 2 つのオプション「Everyone」と「Only Admin」では、URL をそのまま共有するか、次の例のようにクリック可能なハイパーリンクにすることができます。

    パスキー リンクは、ユーザーに WP 管理エリアへのアクセス権を与えずに、プライベートなテーマの切り替えを可能にする優れた方法です。 パスキー リンクを作成するには、次の手順に従います。

    テーマスイッチの設定ページにアクセスしてください
    「切り替えを有効にする」オプションを有効にする
    「許可されたユーザー」オプションでは、「パスキーを持つユーザーのみ」を選択します。
    変更内容を保存
    変更を保存すると、利用可能なテーマごとにサムネイルが表示されます。パスキー リンクを取得するには:

    希望するテーマのサムネイル画像を右クリックします
    「リンクアドレスをコピー」を選択してURLをクリップボードにコピーします
    完了です。これで、どこにでも貼り付けられるパスキー リンクができました。次のようになります。

    https://example.com/?theme-switch=my-awesome-theme&passkey=1234567890
    したがって、パスキー リンクをそのまま共有することも、次の例のようにクリック可能なハイパーリンクにすることもできます。

    Passkey Links に関する注意事項は次のとおりです。

    パスキーリンクはログインしたユーザーとログアウトしたユーザーの両方に有効です
    パスキーリンクにはテーマ名と有効なパスキーが含まれている必要があります
    テーマ名はテーマスラッグである必要があります(例:「My Theme」ではなく「my-theme」)
    適切なパスキー形式の例を次に示します。

    https://example.com/?theme-switch=THEMESLUG&passkey=PASSKEY
    ここで、「THEMESLUG」をプレビューしたいテーマのスラッグに置き換え、「PASSKEY」を現在のパスキー(「Passkey」設定で提供)に置き換えます。以下は、パスキー URL からクリック可能なリンクを作成する方法を示す例です。

    参照:https://ja.wordpress.org/plugins/theme-switcha/

     

  • サブディレクトリのWordPressをドメイン直下のルートディレクトリで公開

    サブディレクトリのWordPressをドメイン直下のルートディレクトリで公開する方法

    作業前の公開URL https://example.com/wp
    作業後の公開URL https://example.com
    作業行程
    1. WordPressの管理画面でサイトアドレスを変更する
    設定 > 一般設定 内の「サイトアドレス(URL)」の /wp を削除し、[変更を保存] をクリックします。
    注意:「 WordPressアドレス(URL)」は変更しないで下さい。

    変更前
    URL https://example.com/wp

    変更後
    URL https://example.com

    2.パーマリンク設定を保存する
    設定 > パーマリンク へ移動し、何も変更せずに[変更を保存] をクリックします。
    この操作で、 WordPressに更新を伝えます。

    3.ファイルの複製
    FTPで、 インストールディレクトリにある index.php と .htaccess を、ルートディレクトリにコピーします。
    注意:移動ではなくコピーを行います。

    4.コピーした index.php を編集する
    ルートディレクトリにコピーした index.php を編集します。
    WordPressが インストールされているサブディレクトリのパス(今回は / wp )を追加します。

    インストールした環境や状況によって下の2通りのどちらかで書かれていると思います。

    // __DIR__ の場合

    //編集前
    require __DIR__ . ‘/wp-blog-header.php’;

    //編集後 ( /wpを追加 )
    require __DIR__ . ‘/wp/wp-blog-header.php’;

    // ( dirname( __FILE__ ) の場合

    //編集前
    require( dirname( __FILE__ ) . ‘/wp-blog-header.php’ );

    //編集後 ( /wpを追加 )
    require( dirname( __FILE__ ) . ‘/wp/wp-blog-header.php’ );

    5.コピーした .htaccess を編集する
    RewriteBase と RewriteRule の2箇所を編集します。
    index.phpと.htaccessの記述を変更することで参照先を変更しています。

    # 編集前

    RewriteEngine On
    RewriteRule .* – [E=HTTP_AUTHORIZATION:%{HTTP:Authorization}]
    # ↓変更箇所
    RewriteBase /wp/
    RewriteRule ^index\.php$ – [L]
    RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
    RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
    # ↓変更箇所
    RewriteRule . /wp/index.php [L]

    # 編集後

    RewriteEngine On
    RewriteRule .* – [E=HTTP_AUTHORIZATION:%{HTTP:Authorization}]
    # ↓変更箇所
    RewriteBase /
    RewriteRule ^index\.php$ – [L]
    RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
    RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
    # ↓変更箇所
    RewriteRule . /index.php [L]

    6.URLが変更されたことを確認する
    ドメイン直下のURLでアクセスできていたら成功です。

    作業前の公開URL https://example.com/ wp
    作業後の公開URL https://example.com